Archive for 2010年1月
角が2本生えた
手術から12日目。1月26日火曜日。いつものように病院へ。
耳の経過確認。傷口もほぼふさがり、経過も良好なので抜糸。耳の先端と付け根部分以外、糸は自然に取れてしまってた。カサブタもほとんどない。いよいよ立ち耳に。本格的にセットを開始。
仮のテープを取ってみる。付け根に近い辺りはすでに立ち気味。先生曰く「これは結構早いかも」。イヤ、だからって。やっぱ2〜3ヶ月? 先生この前この耳柔らかくて立ちにくそうって言ったじゃん。
本チャン用の耳セットを装着。ポリ棒を薄い紙テープで耳にセット。かなりキッチリと固定。先生、手術の時もそうだったけど。すっごく入念。前後左右といろんな角度で確認。位置を決めたら手早くテーピング。左右対称になるよう。きれいに。横で見てて「ウチでここまでキチッとするのは難しいなぁ」と思ってた。途中で絶対逃げだすもんな。前にも耳を立てた経験もある。そん時も自分なりに一生懸命やった。分からないなりに。だからここまでする大変さも分かるつもり。
翌々日また病院へ。この2日間、Aliceもちょっと耳を気にした程度。だから先生も驚くほどセットがきれいなまま。実はAlice、このところ先 生を見かけると逃げる。僕の膝に。おいおい、先生に失礼だろ。Aliceのためにすっごく一生懸命なんだからさ。とは言ってもまだ分かるはずないか。ある意味先生は特別。Aliceが自分から寄っていかない人。
次回は日曜日。2回目のワクチン注射のとき。できればそのときまで保ってるといいんだけど。このままで。補修用の紙テープも用意してもらったし。
ところで上の写真。見てて気付いたんだけど。Aliceって二重。犬ってみんなそうなの? でも気分がいい。美人(美犬?)決定!(←バカ親も決定)
◆ Galleryページに“Alice垂れ耳アルバム”追加しました。よかったら見てやってください。◆
もう小っちゃくなった
Aliceの体重現在10.5kg。うちに来て1ヶ月とちょこっと。最初が3kg弱だから約3.5倍。まだ生後3ヶ月にもなってない。すごい成長。ただ、ついてけてないのがこっちの予測。
へっへー。またお洋服買ってもらっちゃった。どう? 似合う? 前のもかわいかったけど。色とか。でもちょっとお子ちゃまっぽ過ぎ。それにもう小っちゃくって。着るときがキツイ。着たら着たでおしり丸見え。こう見えても一応レディですから。やっぱりレディには大人っぽいのがお似合い。今度はアダルト。なるほどこういうのもアリ。早くもっと大っきくなってまた買ってもらおっと。つぎはどんなのにしようかなぁ。
一応予測して買ったんだよなぁ。どうせすぐ大きくなるし。だから大きめのヤツを選んだはずだった。すぐに買い換えようと。でも10日だよ、10日。もうおしりが丸見え。ホントはもうしばらく使えるはずだったんだけどなぁ。せめて1ヶ月くらいは。
みんなが言うはずだわ。「この前より大っきくなったね」って。こっちは気付かないんだよね。毎日見てるから。そういえば。伸び上がると僕のベルトの辺りまで手が届いてるんだもんな。最初はせいぜい膝くらいだったのに。
こんどはかなり大っきめを選んだつもり。脇もマジックテープ留め。多少大きくなっても着せやすいように。これならせめて3月中旬くらいまではなんとかなるかと。少し暖かくなるくらいまで。その時期になるとAliceは4ヶ月半くらい。体重はだいたい20kg前後じゃないかな。 ・・・アリ? 20kgっていったら結構でかいような。また? それに暑っくるしいかも。この服。ポカポカしだしたら。
やられた!
はいはい、忘れてた僕が悪かったよ。でも普段絶対置かないんだよなぁ。あんなトコに。狙ってるのも気付いてたし。ちょこっと。そう、ほんの着替える間だけって。で、忘れちゃったんだよなぁ。最近多いモンね、こういうコト。やっぱ歳かなぁ。老人の仲間入り? やだなぁ。
だいたいさ、今まで一度も上れたことなかったじゃん。あのソファ。だからさ、ある意味完全に無防備に置いたってのは認める。でもなんで突然上れた? 急にやる気出した? それとも今まで上れるの隠してた? て言うかさ、よくあの上にあるの見つけたよね。置くとこ見てた? で、黙ってた? なんか、ずるいなぁ。
ずるいって人聞きの悪い。忘れた自分が悪いんでしょ。狙ってたのも知ってたんでしょ? だいたいあいつ。前から何となく気に入らなかった。小っちゃいくせして生意気。突然ピーヒャラ呼んじゃって。アタシと遊んでても、ごはんの支度してても。いつもそっちが優先。アタシなんか後回し。なんかすっごく大事にされてる感じ。だからお仕置き。ピーヒャラ呼べないように。これで少しは懲りたでしょ。もうこれから邪魔は許さないから。
でも「あっ」と言ったときの顔。マジで焦ってた。すごく大きな声にアタシもビックリ。それに本気で心配してた。あんなヤツを。まったく分かってないんだから。
くそ〜。正論ばっか言いやがって。え〜え〜、確かにそうですよ。しょうがないだろ。仕事なんだからさ。ごはん食べれなくなっちゃってもいいの? まったく。
ということで、やられた。ケータイ。なんかカジカジしてるのは気付いてた。でも、ケータイとは・・・。今までも未遂はあった。でもキズだけで済んでた。いつも目の前だったし。きょうもカタチは保ってたから。大丈夫かなと。ただ折り畳みが開いてるのを見てイヤな感じが。で、壊れてた。液晶部分が。表示が出ない。ビミョーな壊し方。Aliceには悪いけど着信はできる。ボタン操作もできる。でも液晶画面に表示はナシ。つまり携帯できる昔のプッシュホンみたいな感じ。
まいったな〜。修理なんてできないよなぁ。中途半端だなぁ。分割まだ半分くらい残ってるし。我慢して使おうかなぁ。iPhoneもあるしなぁ。特に欲しいケータイもないし。いっそのことちょっと待ってAndroidにしようかなぁ。くそー、なんであんなトコに置いたんだろ。普段絶対置かないんだけどなぁ、あんなトコには。う〜、自分に腹が立ってきた。
一週間経過
断耳より1週間経過。
手術の日、一応の型付けと傷口乾燥のため、仮のテープを耳に付けて戻る。うちに帰っても特にキズを気にすることもなく、食事も普段どおり。食欲が落ちることもなし。たださすがに早く休む。
翌日からほぼ毎日病院へ。術後経過の確認と耳の中の消毒と掃除。Aliceはやはり病院はイヤなようでまだ落ち着かない。無理もないか。経過は順調。
仮のテープ。綿棒と医療用絆創膏で作ったもの。Aliceも時折気にしてブルンブルンと首を振る。特に剥がれかかったとき。キズからの出血なんかも付くので1日に何回か貼り直す。これ、病院で貼り直すときは結構暴れる。先生と看護婦さん3人がかり。うちだと比較的大人しい。ただ体はブルブル震えてるのが分かる。そりゃそうだ。怖いに決まってる。でもすごく我慢してる。エライ。だから終わったときはご褒美。
ここ2〜3日でカサブタもだいぶとれて来た。いっしょに縫合の糸もとれて傷口も少しずつ綺麗に。傷口が痛かったからか足で掻くこともほとんどしなかった。手術の翌日からもうAliceのテンションはもとどおり。遊ぶときは常に全力投球。さすがにこっちは耳が気になる。なので何となくトーンダウン。で、手の傷がまた増えた。ここんトコ減ってたのに。でもAliceに比べたら、とこっちも我慢。
ところでAliceの顔。幼さが減って少し大人っぽくなった? ちょっと精悍に。少し成長して鼻が伸びたってのもある。全体に比べて耳も大きいし。でもドーベルマンらしさは確実にアップ。ちょっと話しかけると顔をやや傾けて一生懸命聞こうとする。そんとき耳がピンと立つ。いい顔。美人。
おまえホントに綺麗になるぞ、Alice(←親ばか)。
Aliceに敬意
ドーベルマンであるAliceに敬意を。
1月14日木曜日。Aliceが来てちょうど1ヶ月目の日。断耳のため病院へ。朝・昼の食事の時間、Aliceはいつもどおり「お座りで待て」。かわいそうだけどきょうは食事抜き。
予約時間は午後2時半。少し早めに病院に着く。まだ病院慣れしてないAliceはいつもそうだけど、きょうは僕も若干緊張気味。
最初は血液検査。問題なかったので予定どおりに。しばらくして麻酔のために鎮静剤などの注射を2本。静かなところでケージに入れられ、ほどなくAliceは眠ったようだった。
「手術が始まりますよ」と婦長さんに呼ばれ、オペルームの前に。ガラス張りの明るく清潔なオペルーム。手術灯の光に照らされて、麻酔で眠っている Aliceの様子も施術する先生の様子もすべてがとても良く見えた。途中何回かオペルームに呼ばれ、細かい説明や相談などを受けた。
あとで気がついたことだけど、手術は優に2時間を越えていた。
最初、断耳の手術はほんの20〜30分ほどで済むものだと思っていた。けれど実際には一つ一つのことにとても時間を掛けて、慎重に丁寧に行われた。
手術後は入院室でAliceが麻酔から完全に覚めるのを待つことに。緊張していたせいか、手術中ずっとオペルームの前に立ちっぱなしで疲れたのか、いつの間にか僕も寝てしまった。看護婦さんに起こされたとき、Aliceは膝の上にいて僕の方を見てた。
看護婦さんたちみんなに見送られて帰るエレベーター。僕に抱かれてたAlice。エレベーターの中の鏡に映った自分の顔をずっと見ていたのが印象的だった。
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