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角が2本生えた
手術から12日目。1月26日火曜日。いつものように病院へ。
耳の経過確認。傷口もほぼふさがり、経過も良好なので抜糸。耳の先端と付け根部分以外、糸は自然に取れてしまってた。カサブタもほとんどない。いよいよ立ち耳に。本格的にセットを開始。
仮のテープを取ってみる。付け根に近い辺りはすでに立ち気味。先生曰く「これは結構早いかも」。イヤ、だからって。やっぱ2〜3ヶ月? 先生この前この耳柔らかくて立ちにくそうって言ったじゃん。
本チャン用の耳セットを装着。ポリ棒を薄い紙テープで耳にセット。かなりキッチリと固定。先生、手術の時もそうだったけど。すっごく入念。前後左右といろんな角度で確認。位置を決めたら手早くテーピング。左右対称になるよう。きれいに。横で見てて「ウチでここまでキチッとするのは難しいなぁ」と思ってた。途中で絶対逃げだすもんな。前にも耳を立てた経験もある。そん時も自分なりに一生懸命やった。分からないなりに。だからここまでする大変さも分かるつもり。
翌々日また病院へ。この2日間、Aliceもちょっと耳を気にした程度。だから先生も驚くほどセットがきれいなまま。実はAlice、このところ先 生を見かけると逃げる。僕の膝に。おいおい、先生に失礼だろ。Aliceのためにすっごく一生懸命なんだからさ。とは言ってもまだ分かるはずないか。ある意味先生は特別。Aliceが自分から寄っていかない人。
次回は日曜日。2回目のワクチン注射のとき。できればそのときまで保ってるといいんだけど。このままで。補修用の紙テープも用意してもらったし。
ところで上の写真。見てて気付いたんだけど。Aliceって二重。犬ってみんなそうなの? でも気分がいい。美人(美犬?)決定!(←バカ親も決定)
◆ Galleryページに“Alice垂れ耳アルバム”追加しました。よかったら見てやってください。◆
一週間経過
断耳より1週間経過。
手術の日、一応の型付けと傷口乾燥のため、仮のテープを耳に付けて戻る。うちに帰っても特にキズを気にすることもなく、食事も普段どおり。食欲が落ちることもなし。たださすがに早く休む。
翌日からほぼ毎日病院へ。術後経過の確認と耳の中の消毒と掃除。Aliceはやはり病院はイヤなようでまだ落ち着かない。無理もないか。経過は順調。
仮のテープ。綿棒と医療用絆創膏で作ったもの。Aliceも時折気にしてブルンブルンと首を振る。特に剥がれかかったとき。キズからの出血なんかも付くので1日に何回か貼り直す。これ、病院で貼り直すときは結構暴れる。先生と看護婦さん3人がかり。うちだと比較的大人しい。ただ体はブルブル震えてるのが分かる。そりゃそうだ。怖いに決まってる。でもすごく我慢してる。エライ。だから終わったときはご褒美。
ここ2〜3日でカサブタもだいぶとれて来た。いっしょに縫合の糸もとれて傷口も少しずつ綺麗に。傷口が痛かったからか足で掻くこともほとんどしなかった。手術の翌日からもうAliceのテンションはもとどおり。遊ぶときは常に全力投球。さすがにこっちは耳が気になる。なので何となくトーンダウン。で、手の傷がまた増えた。ここんトコ減ってたのに。でもAliceに比べたら、とこっちも我慢。
ところでAliceの顔。幼さが減って少し大人っぽくなった? ちょっと精悍に。少し成長して鼻が伸びたってのもある。全体に比べて耳も大きいし。でもドーベルマンらしさは確実にアップ。ちょっと話しかけると顔をやや傾けて一生懸命聞こうとする。そんとき耳がピンと立つ。いい顔。美人。
おまえホントに綺麗になるぞ、Alice(←親ばか)。
Aliceに敬意
ドーベルマンであるAliceに敬意を。
1月14日木曜日。Aliceが来てちょうど1ヶ月目の日。断耳のため病院へ。朝・昼の食事の時間、Aliceはいつもどおり「お座りで待て」。かわいそうだけどきょうは食事抜き。
予約時間は午後2時半。少し早めに病院に着く。まだ病院慣れしてないAliceはいつもそうだけど、きょうは僕も若干緊張気味。
最初は血液検査。問題なかったので予定どおりに。しばらくして麻酔のために鎮静剤などの注射を2本。静かなところでケージに入れられ、ほどなくAliceは眠ったようだった。
「手術が始まりますよ」と婦長さんに呼ばれ、オペルームの前に。ガラス張りの明るく清潔なオペルーム。手術灯の光に照らされて、麻酔で眠っている Aliceの様子も施術する先生の様子もすべてがとても良く見えた。途中何回かオペルームに呼ばれ、細かい説明や相談などを受けた。
あとで気がついたことだけど、手術は優に2時間を越えていた。
最初、断耳の手術はほんの20〜30分ほどで済むものだと思っていた。けれど実際には一つ一つのことにとても時間を掛けて、慎重に丁寧に行われた。
手術後は入院室でAliceが麻酔から完全に覚めるのを待つことに。緊張していたせいか、手術中ずっとオペルームの前に立ちっぱなしで疲れたのか、いつの間にか僕も寝てしまった。看護婦さんに起こされたとき、Aliceは膝の上にいて僕の方を見てた。
看護婦さんたちみんなに見送られて帰るエレベーター。僕に抱かれてたAlice。エレベーターの中の鏡に映った自分の顔をずっと見ていたのが印象的だった。
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